後一年で私が死ぬことを想定して・・・

気付いたこと

自分の人生の棚卸の大切さ・・・

人は、自分の命が後一年で途切れるなんて、普通は想像しないだろう。

ましてや、若い時は、自分が病気になったり、突然の死を迎えるなんてないと思う。

だから、まだ当たり前のように明日の朝が来て、普通通りの生活ができるんだということを考えるんだと思います。

私もそんな感じの人間で、やりたいことややりたくないこと、まだまだ時間はたっぷりあるんだという思いから、そのような人間の最後というものに直接目を向けるようなことはせずに、ずっと今までの人生を歩んできたように思います。

でも、ここで、仮に後一年で自分の人生が途絶えてしまうということが確定する事実を自分の前に突きつけられたら、どのように感じるでしょうか?

おそらく、ほぼ多数の人は、自分はこうしたい、これもやりたい等の自分の希望が出てくるように思います。

そのように、後一年という期間しかないというときに、人間は、本当の心の底からの欲求が出てきて、そのことこそが自分の人生で達成したい目標だったり、やりたいことなんじゃないかなって私は思います。

だから、私は、日々の暮らしの中で、選択に迷った時などは、このような後一年しか生きられないなら、どちらを選ぶだろうか?あと一年しかいきれないなら、死ぬときに、こっちを選択してよかったということを思いながら人生の最後を迎えたいと思います。

時間はお金じゃ買えない・・・

だから、私は、そのような状況、一年しかいきれないということが現実として仮に起きたとしたら、その中で自分がする選択としては、究極的には、本当に自分が望んでること、人生において本当に大事にしてきたこと等がそれぞれの人々の中に、浮かんでくるものだと思います。

それは、お金があるからできることかもしれないし、お金がなくてもかなえられる目標であるかもしれない、それが、良い悪いということではなく、その人々の最終的な心からの欲求であり、選択でもあると思います。

だから、私は、時間が有限であると考えたときに、まずは、今日一日やりたいことをやろうと、悔いなくこの一日を自分らしく生きるためには、どうしたらいいのか、何がやりたいのかを考えて、行動するようにすることが大事ではないかと思います。

時間は、お金があるから増えるわけでもなく、お金がないから時間は減るわけでもなく、これは、神様が与えてくれた万人に平等のものであると思います。

時間はお金じゃ買えない・・・って思います。

お金はあの世には持っていけない・・・

このことは、よく言われることですが、すべてがお金、お金を持っていることが正義だという風潮があり、年収がいい人が良い人で、低い人が悪だという風潮にありますが、私は、このようにお金をいくら残しても、この世から亡くなれば、お金を使うことすらできない。私は、このような状況を考えたときに、考えることがあります。

それは、自分はどういう人間で、自分はいくらくらいあれば満足する生活ができたり、自分が思い描くような人生を歩むことができるのだろうと考えるようにしてます。

そうすることで、自分はこのくらいあれば、満足なんだ、幸せなんだって、自分の側に立ち、人と比較することなく、豊かな人生を歩んでいくことができると思うのです。

他人と比較ではなく、自分の中から、湧き上がってくる自分しかわからない感情に気づいて、その感情に耳を傾けて、それを着実に実行していくことこそが、後一年でこの世を去るとなったときに大事な事なんだと思います。自分の信念は何なのか、自分はどういう人間だったのかに気づいて、残された人生を自分の色で考えて、行動していくことこそが、後一年での行動の指針になるんじゃないかと思います。

「足るを知る」も大事・・・

昔、私は、この言葉を思い浮かべました、「足るを知る」という言葉です。

先ほどのことと似た言葉だと思いますが、自分の満足のツボというか、自分が

自分らしく生きていくには、どのくらいのお金や余裕があればいいのかを理解して

生活をしていくことを諭した言葉だと思います。自分目線、自分基準で考えて、

決して他人目線ではなく、自分の価値基準に重きを置いて考えて、行動するように

促した言葉だと思います。

なので、他人との比較で、自分を評価するのではなく、自分の価値を認めて、その自分軸で生きていくことこそが、この1年でこの世を去るとしたらを考える原点になるのかもしれません。

最後に・・・

後一年で死ぬということを想定すると、自分の大事なものが見えてくるし、自分の存在意義、自分の価値基準等の自分を客観的にみることができるようになると思います。

何をやるために自分は生まれてきたのだろうとか、何がやりたいと思いが出てくるかと思います。後一年でなくなるのだから、もうお金も持っていけないし、どうするのが、私の中で有意義に生活できるのだろうと考えることもあると思います。

この問いの中での正解、不正解はないと思います。それは、その人たちそれぞれの生き方であり、考えであると思います。

これから先、こういうことを考えると私も含めですが、良い人生にしていこうという人が増えてくると幸いに思います。

ありがとうございました。

色々な方とここを通じて、知り合いになりたいと思いますので、よかったら、質問等をお待ちしております。ありがとうございました。

 

 

 

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