恩と愛の違い・・・
子供へ愛情をかけていますか?それとも恩を着せているでしょうか?
子供への愛情というのは、親が一方的に子供への気持ちからどんなことがあっても、
子供に寄せる気持ちであると考えます。なので、ある意味、子供に全幅の信頼を寄せ、
子供に安心感を与える、そして、何より大事なのは、子供に居場所を与えること、
ここに居てもいいんだよって、存在してもいいんだよっていう自己肯定感ともいうべき
ものを子供に与えることが大事であると考える。
これに対して、恩というものは、例えば、親が子供を育てるときには、愛のような親の
一方的な子供に対する気持ちや行動ではなく、
親自体がその子への行動に対して、子供にその見返りのような期待をすることである。
そのことにより、子供に対して一方的なものではないため、親は見返りの在りそうなも
のを子供の期待ではなく、親の見返りの多い少ないや、親の感情に左右された子供への
愛情を注いでしまうことになると思う。その結果、子供が親の期待の通りの見返りを受
けることが出来ないと、親は満足せずに、不満を抱えてしまい、その行動を見た子供に
とっては、親の期待を裏切った、私はダメな子供だと、自己肯定感を下げる結果になっ
ってしまうと考える。
だから、親は、子供への愛と恩の違いを理解して、子育てに楽しく取り組み、子供への
愛情を精一杯かけるとそれが肥料となり、子供自らが恩を感じるときが来て、親から受
けた愛情以上の恩を子供自らが親の元に届けてくれるかもしれないし、くれないかもし
れない。その可能性を信じて、子育てを楽しくしていきましょう。
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